インガンダルマって魚知ってますか? 昨夜テレビを見てたらこのインガンダルマっていう魚のことをやってました。
インガンダルマ、いかにもおどろおどろしい名前の魚ですが、このインガンダルマって名前、大東諸島で呼ばれている方言で、一般的にはバラムツやアブラソコムツという名で呼ばれているそうです。
このインガンダルマ、そのテレビ番組によるとむちゃくちゃ脂が乗ってって、むちゃくちゃ美味しいらしい。しかも甘みがあってとろとろで、一度、食べだすとハシが止まらないらしいです。マグロの大トロはむちゃくちゃ美味しいですが、それよりもうまいようです。見た目は高級牛肉の脂身って感じです。
番組ではわざわざ沖縄の市場までスタッフがインガンダルマを探しに行きました。ところが沖縄の市場にはインガンダルマは売っていない。なぜか。インガンダルマは厚生労働省の食品衛生法によって販売が禁止されているからだそうです。
なぜ、販売禁止なのか。実はこのインガンダルマ、とろとろの甘い旨みのある脂身が普通のわれわれの食べる魚の脂と少々違うらしい。このインガンダルマの脂身の油脂成分がワックスエステル、いわゆる蝋(ロウ)ということらしいのです。このワックスエステル、人間の体内では消化することができないのです。
そしてこのインガンダルマのうまい、とろとろの脂身をある程度の量食べると、食べたその夜、もしくは翌朝、お尻の穴から知らないうちにとろりとろりと消化されない油脂成分のワックスエステルが流れ出すらしいのです。しかも、便意とは全く関係なしにこれが流れ出すらしい。
その番組では、インガンダルマが捕獲できるという南大東島へインガンダルマを探しに行きました。そしてインガンダルマを食べるスタッフは紙おむつのパンパースを履いていざ出陣。そしてインガンダルマを分けてもらえる漁師のもとへ訪ねていき、そのとろとろの刺身を食べてました。みな一様に脂がのって、ハシが進み、完食です。
食べたうちのスタッフの一人が翌日、このワックスエステルがおむつに流れ出していることを確認いて番組は終わりましたが、世の中にはそんな美味しいけど、禁断の魚があるんですね。ちょっとびっくりしました。
このインガンダルマ、南大東島では魚を食い散らかす害魚として定期的に捕獲されるそうですが、流通禁止なので購入することは基本的には無理。でも、基本的にふぐのように毒を含んでいるわけではないので、個人的に食べたり、漁師さんに分けてもらうことは可能のようです。一度、この美味しい禁断の深海魚、インガンダルマを食べに南大東島へ行く、ってのも面白そうですね。
南大東島、サトウキビが特産品というし、このサトウキビを使ってできるラム酒がまたうまいらしい。インガンダルマを肴にラム酒、一度、飲んでみたいね。お尻は気になるけど。
参考記事
すしざんまいが大間のマグロを初競りで1億5440万円で落札。ライバルは来年から初競りに不参加 の記事