餃子の王将と言えば、並み居る外食産業の中、不況と言われる現在でも1日180万個の餃子を売り、全国で550店舗を展開。年商は665億円で、売り上げの方は7年連続で右肩上がり。今年は女性70人を含む過去最多の250人を受け入れると言うことで、絶好調の企業。
そんな中、このガリバー外食産業、餃子の王将はどんな新人研修を行っているのか、神奈川県の足柄山で行われた新人研修の中身は?
ううん、やっぱりというか、世間でよく行われているスパルタ軍隊式の新人研修でした。卒業したばかりの新人に人格をまったく失わさせるような形の研修と思いました。
みんなの前で大声を出させる、8秒以内で社訓を大声で読ませるなど、見ててうんざりするような新人研修内でした。餃子の王将は店長に権限を持たせ、その店独自のメニューなど、店長にかなりの権限を持たせる外食産業としても有名ですが、あのやり方はその権限委譲をして売り上げののばし続ける餃子の王将にしては、新入社員の個性を奪いロボットのような社員にしているような気がしてなりませんでした。
学生から社会人になった若者たちにとっては、ショックそのもの新人研修なのでしょうが、あんな新人研修を行ってもなんだか意味がないような...。自分だったら絶対に耐えきれない研修内容でしたね。
餃子の王将で新入社員が店長になるのは平均7、8年かかると言うことですが、そこまで我慢できる社員はあの中にいったい何人いるのでしょうか?
番組の中で居酒屋「和民」のワタミ株式会社の代表取締役会長・CEO 渡邉美樹氏がコメントで、「ああいった研修も企業文化ですからね」と言葉を濁していましたが、あのような研修の内容が王将の企業文化だとしたら、いくら職がなくてもごめんこうむりたいですね。
わけあって刑務所に収監された事のある私は、番組を見て、初犯刑務所の新入訓練を思い出しました。
餃子の王将側が宣伝のために社員教育の様子を公開し、そのために局側に金を払ったのかもしれません。しかし、あんな社畜を量産するような様子を“宣伝”だと思い込むのであれば、経営者側の感覚がおかしいのではないかと思います。(もしくは、前提が間違っているのか。)
失礼しました。
幸いながら私は刑務所というところの中まではよくわからないのですが、あのような番組内容を放送して王将側に何のメリットがあるのか、いまいちよくわからないのですけど...。
ただあれが王将フードサービスの企業風土としたら、長くは勤められないというか、企業としては選びたくないですね。
あの番組を見て、 某173さま同様、王将フードサービスの経営者側の感覚を私も疑いますね。
自己反省しろ、反省しろと唱えているようなもの?に感じました。あれでは新人は、とてもお客様目線に立ったサービスは形だけになり、いつも注意しているのは社内の評価、社内営業をまず、念頭に考えて行動するようになるのでは?
話しは変わりますが、JCAST餃子の王将「スパルタ新人研修」やりすぎなのかにコメントしたら、華麗に無視ですわ。
http://www.j-cast.com/kaisha/2010/04/14064474.html
昔からテレビは、スパルタを売りにする業界を繰り返し、放送のネタにしてます〜何故でしょうかねぇ〜なんて事をコメントしたら、コメント反映されません・・・orz
うちの元上司のモットーが「仕事は楽しくしろ」という言葉でした。
まさしく、王将での仕事、なんだかつらいだけで楽しく仕事ができそうじゃない職場に自分は受け取りました。